イボに良性や悪性はあるの?気になる悪性イボの特徴や治療法をご紹介

見た目が気になるイボ。でもこのイボに悪性のものがあるって知っていますか?

 

美容面でも気になるイボですが、悪性となると命にかかわるものなので、気になるなんて暢気なことを言っている場合ではありません。

 

この悪性のイボの中には特徴のあるイボもありますので、紹介したいと思います。

 

イボと間違われやすい悪性腫瘍

 

◎有棘細胞がん

 

人体の一番外側に存在する表皮細胞のがんです。皮膚から盛り上がってしこりになるので、初期にはイボと間違われやすい。

 

顔や手の甲など紫外線を浴びやすい場所にできやすく、その他にも火傷や炎症を繰り返す場所にできやすいとされる。

 

表面が脆く崩れやすいので、擦れると傷になりやすく、ジクジクしたりかさぶたになりやすい。悪臭があるのが特徴。

 

◎悪性黒色腫(メラノーマ)

 

手や足や爪などにでき、ほくろと似ているが、形が左右非対称だったり周囲との境界がはっきりしないのが特徴。

 

色にも濃淡があったり、大きさが6ミリを超えていたり、表面が隆起しているものは、ほくろではなくメラノーマの可能性がある。

 

皮膚の悪性腫瘍の中でも特に悪性度が高く、進行すると体中に転移してしまう危険ながんです。

 

ただし、2ミリ以下でサイズで早期発見すれば予後もいいので疑いがある場合は早めの受診がおすすめです。

 

余計な刺激は転移を促す可能性があるので、ひっかいたり触ったりせずに受診しましょう。

 

◎基底細胞がん

 

高齢者に多い皮膚悪性腫瘍で、黒い色(まれに肌色のことも)をしており、初期にはホクロと間違えやすい。

 

放置すると大きくなり、中央部がくずれてくるのが特徴。

 

内臓に転移することは稀だが、皮下脂肪の少ない顔などにできやすく、深く進行すると骨をくずしてしまうこともある。

 

◎ボーエン病

 

初期の皮膚がんで、がん細胞が表皮内にとどまっている状態のがん。

 

湿疹のように赤くなっていても、かゆみがない、湿疹の塗り薬が効かない、数か月経っても消えず、徐々に大きくなっている場合は注意が必要。初期であれば完治可能。

 

◎ページェット病

 

乳がんの一種である乳房ページェット病と、それ以外にできる乳房外ページェット病の2種類がある。

 

乳房ページェット病

 

主に中年以降の女性に発症し、乳首の周りに湿疹に似た赤みやただれが生じる。かゆみがなく湿疹の塗り薬が効かないことが特徴。

 

乳房外ページェット病

 

高齢者に発症しやすい皮膚がんでアポクリン腺の存在するわきの下や外陰部部位に多く発生するのが特徴。

 

赤みやただれが生じ、ジクジクしてかゆみも伴うので湿疹と区別しにくい。

 

湿疹の塗り薬が効かず、数ヶ月症状が続き、周囲に大きくなったり色素沈着や脱色などがみられる場合は注意が必要。

 

このように、一見、イボやほくろのようで、実は悪性の腫瘍だったりすることもあるので注意が必要です。通常イボとはちょっと違う?このほくろは何かおかしい?と思ったら、すぐに受診してください。

 

皮膚がんの検査方法とは

 

悪性なのか、良性のイボやほくろなのか診断するには、主に2つの検査があります。

 

◎ダーモスコピー

 

ダーモスコピーとは、強い光源をもつルーペの一種で皮膚の表面から真皮の浅い部分までを拡大して観察できる精密機器です。

 

◎皮膚の生検

 

ダーモスコピーではっきりしない場合は、腫瘍の一部を採取して調べる生検を行います。組織や細胞の特徴から病気を診断します。

 

これらの検査で悪性である診断がされた場合、皮膚のがんの広がりや転移などを調べるために超音波検査や、CT、MRI検査等を行い治療法を決めることになります。

 

皮膚がんの治療とは

 

初期の皮膚がんであれば、手術により完治が期待できます。

 

手術以外にも、レーザー治療や液体窒素冷凍凝固法、光力学的療法、放射線療法、化学療法などがあります。

 

いずれにしても、初期であることが重要なので、ちょっとでも気になるイボやホクロを見つけたら病院に行くことが大切です。

 

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